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音源へのスタンス(SACD)

先頃、Mastered for iTunesなる高音質化施策を米Appleが打ち出しましたね。ワタシは圧縮された音源の購入には全く興味がないので完全スルーですが、Appleが24bit音源の配信に現時点では積極的では無いだろうということが分かり、個人的には少々がっかりしました。当分は海外で展開されているロック/ポップス系の配信に頼るしかありません。そこで今回はワタシがどういうスタンスで高音質ファイル/メディアに対して接しているかを整理してみます。
日本ではユニバーサル系列がSHM-SACDを非常に押しています。という訳で高音質メディアとしてのSACDについて。まずは使われている素材から。ユニバはSHM素材こそがSACDのポテンシャルを高めるみたいなマーケティングをしていますが、俗にHybridと呼ばれるCD音源とのセットで売られているものも、SACD層には以前から高音質素材が使われています。次に「2層は物理的に読み取り精度が落ちるので音質に影響が出る」という点ですが、『出る』ではなく『出る場合もある』くらいが適当だと思います。しっかりしたメーカーのプレーヤーであれば気にすることはないでしょう。さらにマルチを収録しない非圧縮音源だから音質が良いという声には、少なくともHybrid収録盤でも2ch音源に関しては非圧縮(DSD)で収録されているものが多いです。さすがにマルチ音源は圧縮形式(DST)になっていますが。

次にマスタリングについて。SHMではフラット・トランスファーと呼ばれる、マスター音源に手を加えずそのままDSDマスタリングをしてしまうという高音質手法を使っています。これ自体はマスター・テープが良ければ、メディアの器を生かした素晴らしい製品が生まれると思います。だだマスターの質が悪かったりすると、モロに影響が出るのでなかなか難しいところです。この辺りはユーザー側ではほぼブラック・ボックスですから、できるだけ情報を入手してから動いた方が安全ですね。

DVD-Audioが消えた市場で、何故これほどSACDが発売されているのか?わたしはぶっちゃけコピー出来ないということが大きいと思います。つまりブラック・ボックスの要素がふんだんにある訳です。ワタシはこの点を出来るだけ知りたいと、購入前可能な限り調査します。では重要視する点は何処か?!

まず第一にマスター・テープができるだけオリジナルのものを使っていること。選択肢はおのずと本国で保管されているものになってきます。またネットでは購入者等が情報を明らかにしてくれる場合も多々ありますので、そういった事も参考にしています。次にマスターがアナログかPCMか。PCMならフォーマット変換をはさむことになるので、PCMで同一音源がリリースされてればそちらを購入しています。まあフォーマットの優位性云々はなかなか難しい問題ですが、元のフォーマットを変換すればなんらかの情報損失が生まれるということです。余談ですが、いつも参考にさせていただいているMusic To Goさんの記事で2つのフォーマットをDSD側から書いた記事は面白かったです。DSD周波数がこんなにもフラットじゃなかったとは意外でした。

SACDのポテンシャルは、CDなんかとは比べ物にならないくらい高いです。いつも言っていますが、状態の良いマスター・テープとそれを引き出すセンスの良いマスタリングから優秀な音源は生み出されるとワタシは確信しています。またそれは、フォーマットの違いにかかわらず言えることでもあるでしょう。

今までもダメレゾ(ダメなハイレゾ音源)に当たることはありましたが、ワタシのリサーチ能力も徐々に精度は上がっているかな?!(笑)。

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