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SACDマルチ復活

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★『Mike Bloomfield/Al Kooper/Steve Stills - Super Session
先頃、米Audio Fidelity社は、24k Gold CDの新規生産終了をアナウンスしました。個人的に大変残念なニュースではあったんですが、Hybrid SACDマルチ・チャンネル盤の生産を新たに立ち上げてくれたということで、今後も注目すべきレーベルになりそうです。


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第一弾として、『George Benson - Breezin'』と共に発売された本作。プロデュースは、Al Kooperが担当。2003年に発売された、拡大版リマスターCDに続く再発になりますかね。リマスタリングは、お馴染みのSteve Hoffmanが担当(SACD2ch)。5.1ch RemixはAl Kooperが、5.1ch RemasterはBob Ludwigがそれぞれ担当しています。

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付属ブックレットのAlによるライナーによると、本作のマルチ・チャンネル化は、拡大版CDリリースの一年後となる2004年に、Sony側から打診があったとのこと。それから10年、やっとリリースの運びとなりました、本家Sonyからは結局出なかったですが、第二弾のラインナップにもSony系レーベルの作品があるので、マルチ・チャンネルの過去音源(4ch含)の復刻にも期待してしまいます。

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個人的には、5.1ch音源が購入動機になりました。Mike Bloomfieldのギターがセンター・スピーカーにしっかり定位して、左右のスピーカーも含めて、かなり鮮烈に響く音像になっています。ブラスやキーボード類は主にリアに振って、全体として包括的に聴かせる感じになっています。低域もよりしっかり出ていて、かなり聴き応えのあるサウンドに仕上がっていると感じました。Steven Stillsがギターを担当した後半の曲で、よりサラウンド感を味わえたのは、個人的には収穫でしたね。5.1chを2chにダウン・ミックスして聴くと、より今風のサウンドで聴けるのもおススメです。バランスの良さが実感できて、サラウンドも含めて、しっかり音作りを詰めていったのがわかりました。

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2chCD版は、Hoffman氏らしく非常に落ち着いた仕上がり。音圧含めて、2003年版CDと比較すると、迫力が無い感じですが、音量等を揃えて聴いてみると、バランスの良さはこちらかなと。ハッキリ・クッキリが好みの方には、今回の盤はあまりおススメできませんが、よけいな色付けがされていないサウンド重視の方には、こちらがフィットするんではないかと。2chSACDは歪感が減少して、聞き易くなる印象。CD版に較べて劇的に良くなるといったことは感じられませんでしたが、より大きな音で聴きたくなりましたね。

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個人的お気に入りは、5曲目「Really」。映画『Sneakers』のオープニング等でも使われていましたね。

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