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攻めます

発売以来絶賛の嵐になってるThe Rolling Stones『Sticky Fingers[SHM-SACD]』。そんなパッケージの中身をそっと覗いてみましょうかね(笑)

その前に'94年盤と'09年盤の比較をしてみますか。音源は1曲目「Brown Sugar」。
まずは'94年盤から。マスタリング・エンジニアはBob Ludwig。個人的にCDフォーマットでは決定版だと思っています。
★波形画像(クリックすると拡大)[XLD]
virgin3.jpg

次に'09年盤、マスタリングはStephen Marcussen & Stewart Whitmore。音圧至上主義な雰囲気は、正直頭が痛くなるくらい酷い音質だと感じます。
★波形画像(クリックすると拡大)[XLD]
usm3.jpg

両者を比較すると、明らかに'09年盤はかなり形が上下に広がっていますね。また全体的に青い部分が多いということは、それだけ音質を左右するダイナミック・レンジが損なわれているということにもなります。

さて、露払いはこのくらいにして真打ちのSHM-SACD盤に登場していただきますか。
マスタリング・エンジニアはMick McKenna & Richard Whittaker、作業はロンドンのFX Copyroom。宣伝文句は、「英国オリジナル・アナログ・マスターからのDSDフラット・トランスファー・マスタリング!」
★波形画像(クリックすると拡大)[PS3]
sacd1.jpg
全く違いますね。DSDを24bit/88.2kHzに変換した波形なんですが、当時の録音環境から想像しても、この波形状態はかなり正確にスタジオの音を再現してるのではないかと。実際聴いた感じでは、同ヴォリュームでは出てくるサウンドは小さいですが、アンプのつまみを上げて同音量で確認すると、明らかに鮮度・解像度に優れているのが分かります。

ただ、この「フラット・トランスファー」にも問題点はありそうです。「フォーマットの変換時には何らかの音質に悪影響を及ぼす作用が働くので、それを補完する意味でも積極的な音質調整はされなければいけない」と著名なエンジニアであるSteve Hoffman氏は自身のフォーラムでも語っています。

と言う訳で、現在デジタル・フォーマットで再生される最強の「Sticky Fingers」は、このSHM-SACD盤ということで落ち着きそうです(厳密にはSACDをデジタル音声で聴く環境は整備されていませんが)。今回は少々危ないネタでしたが(苦笑)、これからも波形だけでは無く、フォーマットが同じであれば周波数比較なんかも発表していきたいと考えています。

コメント

どうぷさん こんばんは

ブログの移転お疲れ様でした!
早速ですが、ブログのリンクをさせて頂きましたので、改めて宜しくお願い致します。

『STICKY FINGERS』ですが、私は大昔の国内アナログ盤しか持っておりません。
しかも、かなり長い間聴いておりません・・・(汗)
そろそろ買い替え時かもしれませんね。

これからもいろいろと参考になる情報を期待しておりますよ♪

Re: タイトルなし

★poposukeさん★
コメントありがとうございます。

再度の相互リンクの件、ありがとうございます。
こちらこそ、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!

『Sticky Fingers』は、SHM-SACDうんぬんではなくマスター・テープ&マスタリングの方向性の勝利です。
現行CDとは驚くほど違いがありますから、機会があれば是非聴いてみてください♪

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