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This Was 4.1ch

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This Was - The 50th Anniversary Edition
〇〇周年箱関連も、アーティストによっては2周目に突入したり。今回紹介のアルバムも、40周年版に続く50周年記念拡大版として登場。コンテンツの差異等、気になった点をいくつかあげてみようかなと。

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40周年版で作成されたリミックス音源(2008年)は、今回未収録。その代わりSteven Wilsonによって新規にリミックスされている(2018年)。その他、40周年版で初CD化された本編のモノラル音源含むコンテンツは、全て50周年版に再録。マスタリングの違いは確実にあって、今回の方が音圧控えめでレンジの広い音作り。

40周年版で何故か無視されていたオリジナル・ステレオ音源が、今回復活。それも、UK盤&US盤両方同時収録。っていうか、私恥ずかしながらミックスが2種類あったなんて知りませんでした。付属のハードカバー・ブックレットによると、UK盤は'68年10月発売。遅れて、'69年2月にUS盤が発売されたと。そしてどういう訳か、'69年の終わりから'70年の初めにUK盤再発時にUS盤ミックスが使われ、それ以降オリジナルのUK盤はどの再発にも(もちろんCDにも)使われていない。ミックスは、左右の定位違いに顕著(2曲を除いて)。

今回、UKオリジナル・ミックスは、CD3にモノラル・ミックスと共に収録。クレジットに「Disc Transfer」とあるので、恐らくマスター・テープの所在不明もしくは紛失の可能性も。USミックスは、DVDに24bit/96kHz(LPCM)フラット・トランスファー収録されている。

DVDには、サラウンド音源も収録。お馴染みSteven Wilsonが、4.1chで作成。ブックレットに掲載されている彼自身のコメントに依ると、4トラック録音だからあえて5.1chではなくセンターSPを使わない4.1chにしたとある。技術的には、4トラックを例えば倍の8トラックに分けることも可能だし、彼の拘りの部分がなかなか面白い。マルチトラックの保存状態なのか、使用ソフトの性能の良さなのか、非常に見通しの良い鳴り方。相変わらずリアも積極的に使っていて、特にソロ演奏が際立つ。こういう仕上がりを聴くと、いつか出るであろうビートルズ初期音源のマルチチャンネル化は、Stevenに任せて欲しいとつい思ってしまう。

最後に話題を変えて、MQA-CDについて。リッピングしたMQAファイル(UICY-40208)をAudirvana Plusで再生してみたら、浮動小数点再生は24bitになるが、整数点再生だと16bitになるんだよね。ソフト側では、しっかりとMQA(24bit/352.8kHz)の信号を受けてるにもかかわらず。これってビットパーフェクトじゃないってことかなぁ。ロッシーなうえにこれだと、う~ん何とも…。

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