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XTC - Nonsuch (cd/blu-ray)

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★『XTC - Nonsuch (CD/Blu-Ray)
Porcupine TreeのSteven Wilsonが進めている、旧譜のサラウンド音源化。プログレじゃないアーティストXTCの『Nonsuch』も、ラインナップに加わってきました。

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CD/Blu-Rayの2枚組。CDには、2013年リミックス音源を収録。マルチ・トラックからフラット・トランスファーでリミックスとの記述があるとおり、オリジナル・ミックスよりも全体的に音が太く(高域~低域まで十分伸びている)、解像度も高いです。ただ音圧は控えめなので、この辺りオリジナルよりも鮮度に欠けると思う方もいるかなと。

Blu-Ray盤には、音源がこれでもかと入っています。オリジナル・ミックス及び2013年リミックスと、Yesの『Close To The Edge』Blu-Ray盤にも入っていたインストゥルメンタル・ヴァージョンが、それぞれLPCM(24bit/96kHz)で収録。リミックス音源は、やはりこちらのフォーマットが更に太く腰の据わった鳴り方をしますね。

サラウンド音源は、オリジナル・アルバムをLPCM(24bit/96kHz)とDTS-HD Master Audio(24bit/48kHz)でそれぞれ収録。これが予想以上に素晴らしい。2chオリジナルのやや硬質なデジタルらしい音数の多いサウンドは、ともすれば窮屈な感じに思えるときがありました。しかしスピーカーの数が増えて、一つの箱から出る音数が減ることによって生まれる空間が、まさに音場をくっきりと広げています。ワタシにとっては、間違いなく2013年のベスト・サラウンド音源です。

ボーナス音源/映像も充実。音源には、Andy Partridgeのホーム・デモがなんと23テイク。そしてColin Mouldingの練習テイクも8曲。それぞれLPCM(24bit/96kHz)で収録。デジタル・レコーディングの時代がやってきただけあって、両者の音源はなかなかのクオリティ。

映像パートは、2曲「The Ballad of Peter Pumpkinhead 」「The Disappointed」のPVと、プロデューサーGus Dudgeon(エルトン・ジョンのソロ作等で有名)が、録音スタジオで回していたセッション風景のビデオを収録(画質は少々難あり)。両者音声は、LPCM(16bit/48kHz)。セッションには、アナログ・テープを使っている場面もあり、今回のリミックス音源のマスターに対する妄想も膨らみます。

Blu-Ray盤の収録量は、33.4G。Yesと同じくオリジナル・アナログ盤音源を収録する余裕もありますが、元がデジタル・マスター(16bit/44.1kHzという説が一般的)なので、それは無し。しかし、いたずらに音源をCDに分けて収録しないで、Blu-Rayに纏めてくれた姿勢には、個人的に高い評価を送りたいです。なんたって、これだけの音源がたったの2,000円ちょっとで手に入るのですから。

次回は、StevenがKing Crimsonと共にサラウンド音源シリーズを手掛けているバンドの新タイトルを紹介予定。

コメント

お!

お久しぶりでございます。
そして、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します!

XTCのリイシューシリーズ、まずは高音質盤ですか!『オレンジ・アンド・レモンズ』は何かしらの形で再発して欲しいなぁ♪

Re: お!

★ryoさん★
コメントありがとうございます。
こちらこそ、本年も何卒宜しくお願いいたします♪

> XTCのリイシューシリーズ、まずは高音質盤ですか!『オレンジ・アンド・レモンズ』は何かしらの形で再発して欲しいなぁ♪

これはシリーズ化される予定だそうで、『Skylarking』共々、是非バージョン・アップ版出して欲しいですね。
しかし繰り返し聴く度に、本作が彼らの最高傑作なんじゃないかと思うくらい、個人的に嵌ってます。やっぱり、コード進行が曲の雰囲気(深み)に彩を与えるなと。何度も、転調場面で鳥肌立ちました。

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